重度訪問介護士・夜勤専門のリアルな生活2026

夜勤
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夜間専門の介護と聞くと、どんな印象を持ちますか? 「稼げそう!」と思う一方で 「キツそう・・・」「生活リズム崩れて、体調崩しそう・・・」という心配もぬぐえませんよね。

実際、夜間専門の重度訪問介護士はどんな生活を送っているのか、私の実生活をもとにご紹介したいと思います。 「夜勤専門って実際どうなの?」と気になっている方はぜひ最後まで読んでみてください!


夜間専門介護士の基本的な勤務パターン

私は過去に老人ホームなどでも夜勤の仕事をしていたことがあるのですが、重度訪問介護の夜勤とは仕事のスタイルや時間帯がかなり違います。 まずはその違いからお伝えしますね。

一般的な介護施設での夜勤

一般的な介護施設の夜勤タイムライン 16:00 出勤・引継ぎ・夜勤準備 17:00 夕食介助・就寝準備 21:00 消灯・見守り開始 深夜〜 記録・掃除・ナースコール対応 定時排泄介助・見守り継続 5:00〜 起床準備・朝食準備 7:00〜 早番出勤・朝食介助・後片付け・排泄介助 9:00 申し送り・退勤 準備・食事介助 夜間対応 起床・朝の業務 退勤 勤務時間:約16〜17時間 夜勤明け翌日は休み

施設の場合、1夜勤あたり10時間〜16時間ほどが一般的です。そのかわり夜勤明けの翌日は休みになることが多いです。 利用者さんが寝静まった後も記録や掃除などの雑用で忙しいです。しかも施設では夜勤明けの後、人手が足りず残業することもちょくちょくありました。施設によっては準夜勤制度や休憩時間が設けられている場合もありますが、そのぶん日当が安くなることもあるみたいですね。

一方、重度訪問介護の夜勤はこんな感じ

重度訪問介護の夜勤タイムライン 22:00 入室・体調確認・喀痰吸引・水分補給 23:00 パット交換・服薬介助・消灯 深夜〜 見守り・記録 2時間おきに喀痰吸引 6:00 経管栄養・服薬介助・整容 7:00 パット交換・片付け・ご家族に申し送り 8:00 退室 入室・準備 夜間見守り 朝の業務 退室 勤務時間:約10時間 1対1・同じお宅に滞在 残業ほぼなし

施設の夜勤や一般の訪問介護と大きく違う点は、時間の長さと活動量です。

普通の訪問介護では、一軒の家に30分〜2時間滞在して、時間になると次の利用者さんのお宅へ次々移動していきます。しかし重度訪問介護は、基本的に一軒のお宅に長時間滞在してケアをします。

1対1の介護なので、部屋の中をバタバタ動き回ることもありません。また個人のお宅なので、施設のように広い範囲を大掃除する必要もなく、全体的にとても落ち着いた雰囲気で仕事ができます。施設とは違って予定通りに業務が進むことが多く、残業することはほとんどありません。

まとめると、介護施設の夜勤は「やることが多く、次々と業務をこなす」スポーツのようなイメージ。重度訪問介護の夜勤は「丁寧にじっくり一人に向き合う」工芸職人のようなイメージです。(あくまで私見ですが!)


私の1日のスケジュール(夜勤前〜夜勤中〜夜勤明け)

ここで私の1日のスケジュールをご紹介します★

私の1日のスケジュール(夜勤専門)

日中はほとんど寝るための時間に当てています。仕事がある日、家事や用事を済ませるのは基本的に朝と夕方です。

ちょっと変わった生活リズムに見えるかもしれませんが、これが私にとってはすっかり日常になっています。昼間に自由な時間がたっぷりあるので、平日でも空いているジムやカフェ、役所などにサクッと行けるのは夜勤専門ならではのメリットだと思っています。

また、施設の夜勤と違って、連続で夜勤勤務をすることも可能です。連勤することで、まとまった休みを作りやすいのも気に入っているポイントのひとつです。

夜勤の時間帯はあくまで一例で、20時から出勤するお宅もあれば、朝6時に退勤するお宅もあります。求人の数はそれほど多くはありませんが、うまくいけば自分の生活リズムに合った現場に出会えることもあります。

夜勤中にやること・気をつけていること

重度訪問介護の業務には、細やかさが求められる場面もあります。その代表が喀痰吸引経管栄養です。

喀痰吸引とは、自力で痰を出せない方の気道に専用の器具を使って痰を吸い取るケアのことです。これが24時間の見守りが必要とされる大きな理由のひとつで、対応するためにはしかるべき資格が必要になります。

経管栄養とは、口から食事をとることが難しい方に対して、チューブを通して胃や腸に直接栄養を届ける方法です。胃ろうから栄養や服薬を行う利用者さんも多く、夜勤中に対応することもあります。

夜中に吸引等が必要な方もいますが、寝つきがよく、夜から朝まで一度も呼び出されることなく夜勤が終わるラッキーな日もよくあります。

とはいえ、気をつけなくてはいけないのは夜勤が暇すぎて睡魔に襲われることです!これは重度訪問介護で夜勤をしている人はみな共感されると思います。(笑)責任ある大事な仕事なので、しっかり起きて待機していないといけません。

また、体力の消耗が少ないせいか疲労感を感じにくく、夜勤が終わった後に欲張って予定を詰め込んでしまうことがあります。(私だけ?)いくら昼間の時間が空いているとはいえ、睡眠時間の確保は必須です。昼夜逆転生活だとしても、しっかり睡眠リズムを作れば元気に働くことは十分可能ですよ。

ほかには、じっとしている時間が長いので運動不足になりやすいです。私はマシンピラティスに通うことで体のメンテナンスをしています。夜勤に慣れてくるとほぼ毎日マシンピラティスに通えるようになりました。


私が考える夜間専門のメリット・デメリット、正直に話す

多くの人が生活リズムや健康の面で夜勤に高いハードルを感じるかもしれません。私は独身なので比較的自由に生活スタイルを作ることができますが、お子さんがいる方や家族と生活している方は、昼間中心の生活に合わせざるを得ない場面も多いかもしれません。

もちろん私の同僚の中には、既婚の方や子育て中の方もたくさんいらっしゃいます。その場合、家族の理解や協力は必須になってくるかもしれませんね。

さらに、まったく別の面で難しさを感じる人もいます。夜勤に限らず訪問介護は、個人のお宅というプライベートな空間にお邪魔して仕事をします。利用者さんやそのご家族の中には、介護士のふるまいや家の使い方を細かく気にされる方もいます。しかもお宅それぞれにハウスルールや譲れないポイントがあるので、一辺倒な対応ではトラブルになることも。相手の価値観や気持ちを読み取りながら、柔軟に対応していく必要があります。

夜間専門重度訪問介護士としてスキルアップするなら

重度訪問介護は、特に介護施設や病院などで経験を積んできた方にピッタリです。

さまざまな方のケアを経験し、ある程度介護の基礎がつかめているなら、一人で判断しながら適切に対応していく状況にも無理なく順応できるでしょう。経験・資格ともに積極的にスキルアップしていけば、収入アップにもつながります。

重度訪問介護で役に立つ資格としては、以下のようなものがあります。

実務者研修:介護福祉士の受験資格にもなる、介護の実践的なスキルを学ぶ研修です。

喀痰吸引等研修:重度訪問介護では必須ともいえる資格です。取得することで喀痰吸引や経管栄養のケアができるようになります。

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まとめ

夜間の重度訪問介護がどんな仕事で、どんな生活スタイルになるのか、すこし想像できましたか?

「夜勤専門」と聞くと大変そうなイメージを持つ方も多いと思いますが、慣れてしまえば昼間の時間を自由に使えるこの生活スタイル、私はかなり気に入っています。もちろん向き不向きはあると思いますが、興味がある方はぜひ一度チャレンジしてみてほしいです!

求人情報だけ見ていても、実際の仕事内容や生活リズムがどうなるのか、なかなかイメージしにくいですよね。そういうときは、介護業界に詳しいプロに相談してみるのもひとつの手です。

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このブログでは、引き続き介護現場のリアルな話をお届けしていきます。介護について理解を深めたい方の力になれたらうれしいです★

ご拝読、ありがとうございました。

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